2025/04/12 19:46

【話題沸騰】やめかんのブラックカンガルー、タンポ革命が止まらない!

こんにちは、やめかんです!

日頃より「やめかんパッド」をご愛用いただいている楽器店、工房の皆様、本当にありがとうございます。

また、やめかんパッドで修理をご利用頂いているお客様、本当にありがとうございます。

一つひとつ、心を込めて手作りしているやめかんパッドですが、今回はその中でも今、ひそかに話題!?

となっているブラックカンガルーのタンポについてご紹介します!



高級カンガルー革、その実力とは?

やめかんで使用しているブラックカンガルー革は、オーストラリア産の上質な革を使用しています。カンガルー革というと「硬そう」というイメージをお持ちの方(技術者)もいらっしゃるかもしれませんが、やめかんのブラックカンガルーは一味違います。

他社製品と比べても、適度な柔らかさと心地よいタッチ感が特徴。調整もしやすく、まさにタンポ素材として理想的な仕上がりになっています。



開発の狙いは「ベタつきの少なさ」と「高耐久」

当初、ブラックカンガルーの採用にあたって重視していたのは、

  • ベタつきにくい

  • 耐久性が高い

という2点でした。長く快適に使っていただけるよう、素材の良さを活かして製造しています。




そして今、音色までもが進化中!?

そんなブラックカンガルーのタンポですが、最近ではX(旧Twitter)やお客様から

「音が良くなった!」
「響きが変わった!」

という声が続々と届くようになってきました。

最初は狙っていなかった副産物ではありますが、思わぬところで音色の向上が評価され、国内外からも徐々に注目を集めています。嬉しい驚きです!



少しずつ取り入れてみたい方へ

「一気に全部ブラックカンガルーにするのはちょっと不安…」という方へ、
やめかんでは段階的な交換をおすすめしています。

以下のような順番で取り入れていくと、効果も実感しやすく、コストも抑えられます:




ブラックカンガルー導入のおすすめ順

  1. ネックと本体側のオクターブタンポ(計2箇所)
     → 音のつながりが良くなり、息が入りやすくなったとの声多数!
     → 特に効果を感じやすい部分なので、最初の一歩に最適です。

    タンポサイズ例:直径9ミリ・3ミリ厚、直径9ミリ・4ミリ厚

  2. HiF, F♯, E, E♭, Dキー
     → ここのタンポは特に消耗が激しい箇所になります。ブラックカンガルーの高耐久性を実感できますよ。

    タンポサイズ例:18.0 , 19.0 ,18.5 ,20.0 ,22.0ミリなど

  3. Low E♭、Side C、Side B♭キー
     → 2番の箇所と同じくらい消耗しやすい部分です。

    タンポサイズ例:40.0 , 40.5 ,24.0ミリなど

  4. G♯、Low C♯など、くっつきやすいタンポ
     →くっつきやすい定番のキィ
    ここにブラックカンガルーは店主一押し!ただ、この部分は交換をする際に
    多くのキィを分解するのでしっかりとした調整をする際に交換をすることを
    おすすめしております。



まずはオクターブタンポから!

中でも一番のおすすめは、**ネックと本体側のオクターブタンポ(計2箇所)**の交換。
ここだけの交換でも、

  • 音のつながりがスムーズになった

  • 息がスッと入って吹きやすくなった

など、変化を実感される方がとても多いです。
そしてなにより低コストで始められるので、「ちょっと試してみたい」という方にはぴったりの導入箇所です!



少しずつ取り入れて、自分の楽器と演奏スタイルにぴったりの使い方を見つけてみてくださいね。ブラウンシープスキンとの2枚看板

現在やめかんパッドは、

  • ブラックカンガルー(柔らかくて高耐久、音の変化も期待大)

  • ブラウンシープスキン(ナチュラルで温かみのある音色)

という2つの革素材をラインナップ。演奏スタイルや好みに合わせて選んでいただけます。



ぜひ一度、手に取ってみてください!

「カンガルー=硬い」と思っている方にこそ、やめかんのブラックカンガルーを体験してほしいです。革の柔らかさ、音色、使い心地…一度知ると、きっと手放せなくなりますよ。

今後も進化を続けるやめかんパッド、ぜひご注目ください!